家にあるもので作れる!簡易除湿剤の作り方
~梅雨のじめじめにサヨナラ~
四季のある日本に住んでいれば、避けては通れない梅雨の季節。
空気は重く、洗濯物は乾かず、ふとクローゼットを開ければ――あれ?カビ?
なんとなく気分までじめっとしてしまうあの感じ。誰しも一度は経験があるはずです。
とはいえ、本格的な除湿機を買うにはちょっとハードルが高い…。
そこで今回は、家にある身近なものでできる「簡易除湿剤」の作り方をご紹介します。
どれも簡単で、お金もほとんどかかりません。
梅雨が来る前に、ちょっとした備えをしておきませんか?
1. 【重曹+ガーゼ】万能ナチュラル除湿剤
材料: 重曹、ガーゼ、輪ゴム、小さめの空き容器(紙コップやプリンカップなど)
作り方:
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空き容器に重曹を半分くらいまで入れます。
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口にガーゼをかぶせ、輪ゴムでしっかり留めるだけ!
使い方:
靴箱、トイレ、シンク下など、湿気がこもりやすい場所に置くだけ。
消臭効果もあるので一石二鳥。1ヶ月ほどで交換を。
2. 【新聞紙】吸湿&消臭の優れモノ
材料: 新聞紙、はさみ、輪ゴム(または紐)
作り方:
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新聞紙を適当な大きさに切って、くしゃっと丸めます。
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靴の中やタンスのすき間などに詰め込むだけ。
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湿気を吸ったら天日干しすれば再利用可能。
ポイント:
押し入れやタンスの底に敷くのもおすすめ。古新聞が除湿アイテムに早変わり!
3. 【使い捨てカイロ】実は湿気も吸う!?
材料: 使用済みの使い捨てカイロ(未使用でもOK)、布袋またはお茶パック
作り方:
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使い終わったカイロを乾燥させて、袋に入れる。
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タンスや収納ボックスの中にポンと入れるだけ。
豆知識:
カイロの中身の鉄粉が空気中の水分を吸収してくれるんです。
地味に使える、エコなリサイクル活用法。
4. 【シリカゲル】お菓子の袋のアレを再利用
材料: シリカゲル(食品に入っている乾燥剤)、空き瓶または布袋
作り方:
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シリカゲルを集めて、瓶に入れる or 小袋にまとめる。
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湿気が気になるところに設置!
再生方法:
湿気を吸って効果が落ちたら、天日干しか電子レンジ(500Wで30秒〜1分)で乾燥させれば復活!
5. 【炭】インテリアにもなる天然除湿材
材料: 木炭または備長炭、布袋や小皿
作り方:
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炭を布袋や小皿に入れる。
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部屋の隅やクローゼットに置くだけ。
ポイント:
除湿だけでなく、消臭・空気清浄の効果も。見た目もナチュラルでインテリアになじみやすいのも魅力。
最後に|“ちょっとの工夫”が、じめじめ気分を変える
除湿って、なんだか「機械でやるもの」ってイメージがありませんか?
でも、実は暮らしの中にあるもので、ちゃんと対策できるんです。
じめじめした空気がすっと軽くなると、気持ちまで明るくなるから不思議。
梅雨を快適に過ごすために、ぜひ気軽に試してみてくださいね。