モノと記憶と、少しの学びblog

モノと記憶のよもやま話

「モノ」が「デジタル」を超える1日-GWはアナログ時代に逆戻り!?デジタルデトックスに挑戦-

ゴールデンウィーク中に体をリセットする“デジタルデトックス”体験


◆ いよいよGW開幕!

ゴールデンウィーク、今年はどんな風に過ごしますか?
旅行、ショッピング、イベント…。そんなにぎやかな予定もいいけれど、
実は今、「体と心をリセットする」絶好のチャンスでもあります。

そこで今回提案したいのが、“デジタルデトックス”という過ごし方。
スマホもパソコンも、いったん手放して。
自分自身とじっくり向き合う、そんな贅沢な時間を作ってみませんか?


◆ デジタルデトックスとは?

デジタルデトックスとは、スマホ、PC、SNS、動画配信サービスなど、
日常的に使っているデジタル機器から意図的に離れることを指します。

今の時代、情報の波に飲み込まれている私たちの脳や心は、
知らず知らずのうちにストレスや疲労を蓄積しています。
スマホを見る回数が増えるほど、
集中力の低下、睡眠の質の悪化、慢性的な疲労感…そんな悪循環に。

だからこそ、デジタルから距離を取る時間が、
私たちの「本来の感覚」を取り戻す手助けになるのです。


ゴールデンウィーク中にやるメリット

  • まとまった休みがあるからリズムを整えやすい

  • 連休で周囲もオフモード、SNSや仕事連絡の誘惑が減る

  • 「旅行やレジャー」だけでは得られない、本当のリフレッシュ体験ができる

つまり、最高のタイミングなんです。


☆デジタルデトックス、実際にやってみました☆

実は去年のゴールデンウィーク、私は約2日間、スマホを封印しました。

農作業の手伝いで田舎の祖母の家に行ったことがきっかけでした。

田舎過ぎて電波がないので、勝手にスマホが使えなかっただけなのですが(笑)

朝起きてスマホを見ない。テレビもつけないので、ニュースも見ない。

外の空気を吸って、田んぼ道を散歩して、自販機で缶コーヒーを買い、帰ったら

お気に入りの紙の本を読み、メモ帳に思ったことを自由に書く。

 

正直手持ち無沙汰の状態が続き「落ち着かないなあ」とそわそわしました。

朝食後は農作業の手伝いです。普段の喧騒から離れ、問題や不安も何も考えない状態で

ひたすら農作業に没入する。慣れない農作業を必死にこなす、どうやったら効率よく

作業できるのかと無意識に集中していました。

頭の中がスーッと静かになっていくのがわかりました。

 

体は疲れ果てていたので、夜もぐっすり眠れました。翌日の目覚めも最高。

翌日も夕方まで農作業に没入するという2日間弱。慣れない作業で体は疲れている

はずなのに。「休息した!」という実感はかなりのものでした。


◆ デジタルデトックスのスケジュール例

【一例:1日の流れ】

時間帯 活動内容
6:00 自然光で目覚める(スマホのアラームなし)
7:00 散歩がてらカフェでモーニング
10:00 紙の本を読む時間
12:00 自炊ランチ(簡単なパスタなど)
13:00 手帳に「今考えていること」を自由に書く
15:00 ガーデニングDIY、掃除など体を動かす
17:00 軽いストレッチやヨガ
19:00 アナログなボードゲームや家族との会話タイム
21:00 ゆったりお風呂、キャンドルを灯して読書
22:30 ベッドに入ったら、何もせず深呼吸

ポイントは、「デジタル機器に頼らず、五感を使って過ごす」こと。
最初は意識しないと手持ち無沙汰になりますが、それもデトックスの一部です。


デトックスに役立つおすすめグッズ紹介

● 紙の本(小説・エッセイ・詩集)

  • 電子書籍ではなく「紙」で読むことで、自然と没入感が高まります。

● 万年筆&手帳

  • 手で「書く」という行為そのものが、思考を整理してくれます。

  • つける内容にルールはなし。今日の感想でも、夢でも、自由に。

アロマキャンドル

  • 夜のリラックスタイムに。炎の揺れと香りが、五感を癒します。

● ちょっといいマグカップ

● サンダル・スニーカー

  • デトックスには散歩が欠かせないので、歩きやすい靴も用意しておくと完璧。


◆ まとめ:今年のGW、自分をいたわる時間を

デジタルに囲まれた毎日。
いつの間にか、体も心も「疲れていること」にすら気づけなくなってしまうものです。

だからこそ、今年のゴールデンウィークは、
誰のためでもない、「自分自身のための時間」を作ってみませんか?

スマホもPCも置いて、深呼吸をひとつ。
心の奥にある、本当に大切なものに、そっと触れる旅へ――。