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もう迷わない!扇風機とサーキュレーターの違いと選び方のお話

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扇風機 vs サーキュレーター|冷房効率を上げるのはどっち?

5月に入り、日に日に気温が高くなってきました。
「そろそろ扇風機を出すか」と、物置をゴソゴソ探っている人も多いのではないでしょうか。

ですが、いざ出してみたら「あれ、壊れてる…」という“あるある”事態に直面。
もしくは、家族全員での取り合いになり「今年はもう1台必要かも」という流れになる人もいるかもしれません。

そんなとき、家電量販店で見かけるのが「サーキュレーター」という存在。
見た目は扇風機にそっくりだけど、ちょっと違う?名前も違う?……「一体なにがどう違うの?」と戸惑う方も少なくないはず。

今回は、そんな疑問を持ったあなたのために、扇風機とサーキュレーターの違いや使い分けについて、徹底比較してみましょう!


扇風機とサーキュレーター、そもそも何が違う?

◆ 用途の違い

  • 扇風機は、「人に向けて風を送る」ことが目的。体感的な涼しさを得るための道具です。

  • サーキュレーターは、「空気をかき混ぜる」のが目的。部屋全体の空気循環を助け、冷暖房効率を高めるサポート役です。

◆ 風の性質

  • 扇風機は広く優しい風を拡散します。まさに「そよ風」。

  • サーキュレーターは直進性のある強い風を一点に集中させ、空気を動かします。

◆ 構造の違い

  • 扇風機は背が高く、首振り機能があり広範囲に風を届けます。

  • サーキュレーターは背が低く、上下の角度調整に優れ、強い直線風で部屋全体を撹拌します。


【比較】扇風機とサーキュレーターのメリット・デメリット

項目 扇風機 サーキュレーター
主な目的 人を涼しくする 空気を循環させる
風の性質 柔らかく広がる 直進的で強い
向いている用途 暑さ対策、直接風 冷暖房効率化、換気、部屋干し
静音性 静か(モデルによる) 風力強でやや音が出る場合も
サイズ感 高さがある コンパクトで低い
消費電力 やや高め(ACモーターの場合) 省エネ設計が多い(DCモーター)
夏以外の活用 限定的 通年活躍(冬の暖房効率アップにも◎)

【こんな人におすすめ!】目的別に選ぼう

◎「直接涼しさを感じたい」 → 扇風機

屋内で作業中、キッチンでの料理、就寝時の送風など、“風に当たりたい”人に向いています。

◎「冷房効率を高めたい」 → サーキュレーター

エアコンと併用して、部屋全体を効率よく冷やしたい人におすすめ。冷たい空気が下に溜まりがちな夏には、空気のかき混ぜ効果が絶大。

◎「部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい」 → サーキュレーター

ピンポイントで強い風を送れるので、湿気対策・部屋干し乾燥にも最適です。

◎「冷暖房の電気代を節約したい」 → サーキュレーター

空気を均一にすることで、エアコンの設定温度を抑えられ、結果的に節電にもつながります。


【結論】冷房効率アップに向いているのは「サーキュレーター」!

冷房効率を高めたいという目的に限っていえば、**圧倒的に「サーキュレーター」**に軍配が上がります。
ただし、涼しさをダイレクトに感じたい場合は、やはり扇風機に分があります。

つまり、どちらか一方が優れているのではなく、「目的に応じて使い分けること」が重要です。


【製品ピックアップ】

   ✅【節電対策】 アイリスオーヤマ 扇風機
    → 5枚羽根でしっかり送風

   ✅ 上下左右首振りサーキュレーター(360°送風)
    → ワンルームでも家族部屋でも使いやすく、省スペースで高機能。