「春は心と体がちょっとお疲れ──職場でできる昼休みの“リフレッシュ法”」
春。暖かい日差しに誘われて、花が咲き、空気がやわらかくなる季節。けれど不思議なことに、この季節になると「なんだかやる気が出ない」「眠気がとれない」「ちょっとだるい」と感じる人が急増します。
いわゆる“春疲れ”です。
これは、寒暖差や新生活による緊張、日照時間の変化などが影響し、自律神経が乱れやすくなるためと言われています。特に、デスクワーク中心の社会人にとって、気づかないうちに心も体も疲れてしまう春──だからこそ、昼休みにちょっとした「リフレッシュ習慣」を取り入れてみませんか?
■1. あえてスマホを置いて、“何もしない”5分をつくる
つい昼休みにスマホを見ながらランチ、という人は多いはず。でもそれ、脳はずっと「情報処理モード」のまま。
あえてスマホを置いて、ベンチや窓際で「ぼーっとする時間」を5分つくるだけで、自律神経が緩やかに整います。外の景色を眺めるのもおすすめ。春の空は、それだけでリラックス効果ありです。
■2. コンビニで買える「香り」で気分を切り替える
アロマオイルまでいかなくても、ハーブ系ののど飴や、ミント系ガム、ハーブティーなどで「嗅覚リフレッシュ」ができます。
特にローズマリーやレモン、ペパーミント系の香りは、脳をすっきりさせる働きがあるので、午後の集中力アップにも◎。
■3. 深呼吸+肩甲骨まわしで体を“内側から起こす”
昼寝ができない職場でも、椅子に座ったまま肩を大きく回したり、深呼吸を3回ゆっくりするだけで、血流が改善されて頭もシャキッとします。
呼吸と姿勢を整えると、脳が「休んだ」と認識し、午後に疲れを持ち越しにくくなります。
■4. 気分転換ランチで“非日常”をつくる
「今日はあえてあのパン屋さんまで歩いて行く」
「ちょっと奮発して1人ランチ」
こうした小さな“非日常”を昼休みに取り入れることで、気分のスイッチが切り替わり、心の疲労感が軽くなります。春は外で食べるのも気持ちいい季節。ぜひ一度、外ランチも試してみてください。
■まとめ:「春疲れ」は、がんばっている証拠。昼の“小さな回復”で整えよう
春に疲れるのは、あなただけじゃありません。むしろそれは、日々をちゃんと頑張っている証拠。
だからこそ、「午後の自分をちょっと楽にしてあげる」ことを、昼休みに意識してみてください。スマホを閉じる。深呼吸する。香りを楽しむ。歩く。それだけで、春の疲れに少し優しくなれるかもしれません。
この春は、心も体もほぐれる昼休みを、あなたの“味方”にしていきましょう。