モノと記憶と、少しの学びblog

モノと記憶のよもやま話

「ドライバーは無くすもの!?5本あっていい|迷子にさせない整理術」

やっぱりそろえておきたい工具たち|「どこいった?」を防ぐ収納術と僕の習慣


① その工具、今どこ?

「ここに置いたはずなんだけどなぁ…」
何度このセリフをつぶやいたことでしょう。

工具って、必要な時には“必ず”必要なのに、普段はその存在すら忘れていることが多いものです。
だからこそ、「いざ使おう」と思った時に限って、見つからない。

僕にとっての代表格は、ドライバー
電池のフタを開けたいとき、家具のネジを締め直したいとき、何かと必要になるのに、なぜか毎回行方不明。
「ここに置いてたはず…」と棚を開け、引き出しを探し、工具箱をひっくり返して、気づけば10分経過…。

で、見つからない。仕方なく、またホームセンターで新しいドライバーを買う。
そんなことを、僕は何度も繰り返してきました。


② なぜ工具は“迷子”になるのか?

工具が見つからなくなる原因は、実はシンプルです。

  • 使用頻度が低い
    → 「毎日使うモノ」ではないから、置いた場所を覚えていない。

  • 一時的な仮置きが“本置き”になる
    → 使ったあと、面倒でとりあえず近くに置いてしまい、戻さない。

  • 複数の家族が使う
    → 誰かが別の場所に持って行ったまま、戻していない。

特に「工具=一家に1つで共有物」になっていると、場所が固定されず、“行方不明”のリスクは跳ね上がります。


③ そろえておきたい「基本の工具セット」

実際、家庭でよく使う工具って限られています。
以下が、僕が「これは常備しておきたい」と思っているラインナップです。

● プラス・マイナスドライバー(大小)

→ 家電、家具、電池ボックスなど幅広く活躍。特にプラスは出番が多い。

● 六角レンチ(アーレンキー)

IKEAなどの家具組み立てで必須。セットで持っておくと安心。

● モンキーレンチ

→ ナット類の締め直しに。水回りの簡単な修理にも使える。

● ペンチ&ニッパー

→ 針金を切る、曲げる、ビニール紐を締める…地味だけど便利。

● メジャー&カッター

→ 模様替えやちょっとしたDIY時に。100均でも意外と使える。

● その他あると便利なもの

  • 絶縁テープ

  • 軍手

  • LEDライト

  • 小型ハンマー

  • 小物収納ボックス

用途が具体的に見えると、「そういえば…」と思い当たるシーンが浮かんでくるのではないでしょうか。


④ あえて分散!僕流の収納術

工具って、まとめて1か所に置いておくのが“正解”だと思いがちですが…
僕は、あえて家の中に5か所、ドライバー置き場をつくっています

  • 台所の隅っこ

  • 家電がおいてある台の引き出しの中

  • 2Fリビングのペン立てを大型の物に変えて一緒に収納

  • クローゼットの中

  • 元々の工具置き場を「大きな段ボール」に変えてなんでもホイホイ入れる

なぜそんなことをしているか?
それは、「ドライバーは必ず使うもの。だから、どこにいても手に取れるようにしておく」という考え方に切り替えたからです。

もちろん数は増えます。でもその代わり、
「探すストレス」がゼロになります。これ、めちゃくちゃ快適です。


⑤ 工具にまつわる“あるある”話

  • 気づけば同じドライバーが3本…

  • ホームセンターに行くと、つい「新しい工具セット」に手が伸びる

  • 「ラチェットって使いこなせたらカッコいいよな」と妄想だけふくらむ

そんな経験ありませんか?
DIYブームもあって、最近はおしゃれな工具も増えました。
でも大事なのは、「使える状態であること」。

いくら高性能な工具を持っていても、使いたいときに出てこなければ意味がないのです。


⑥ 結論:「しまう」より「使える」ことが大事

工具を使うタイミングって、意外と急にやってきます。
そのときに、「どこやったっけ?」から始まるようでは、ストレスも時間もムダに。

だから僕は、こう思うようにしています。

工具は、“整理するもの”ではなく、“使えるようにしておくもの”だと。

便利に使いたいなら、「使いたい場所の近くに、よく使う工具を常備する」
このシンプルな工夫で、日々のプチストレスがかなり減りますよ。


🪛最後に

あなたの家にも、1本どこかに眠っているはずのドライバー。
それ、今日から「使える場所」に置いてみませんか?